仕事と育児を両立するときの問題点

看護の仕事は楽な仕事ではないために、育児との両立を難しいと考える人は少なくないでしょう。
そんな両立のよくある問題点としては、急なスケジュール変更に対応できないことです。
子供が熱を出したなどの緊急時には、急に仕事に出れなくなる可能性があります。
そのような場合には他の人を手配して、その日を乗りきるということを企業では行うでしょう。
一方、病院における現在の勤務体制では困難なことも多くあるかもしれません。
急な欠勤を予測していないために、予備の人員がいないからです。
休日を返上してもらうなどのように、代わりに勤務をしてくれる人を探すしかありません。
この問題の改善案は子育て中の人がいるときには、人員を多めに確保しておくことでしょう。
人員が多ければ勤務時間を短くするなどの対策もとりやすくなります。
このような対策を経営側に提案することが大切で、経営側が実情を知らない可能性もあります。
現状を知ってもらい提案してみることで解決が難しくない要求かもしれません。
もう1つ問題があるとすれば、夜勤についてです。
夜勤は看護師の勤務としてポピュラーな働き方ですが、子育て中の場合、夜勤をするのは難しいでしょう。
夜の家に子供を残して働きに出るのはなかなかできません。
たとえパートナーが理解ある人だとしても、夜勤が続くようだと喧嘩になる可能性もあります。
この改善案としては、夜勤のシフトからはずしてもらうことでしょう。
それまで夜勤をするのが当たり前だった人にとっては、なかなかできないかもしれません。
しかし、両立するためには夜勤から外れることが重要になります。